日本学校演劇教育会関西支部の日記

演劇と教育の発展とその深化を進めていきたいと考えている活動を記事にしています。

法人本部総会、研究会の報告


6月3日(土)、東京蒲田の日本工学院専門学校で、NPO法人日本学校演劇教育会の今年度の総会と第22回研究会が行われ、関西支部から支部長と事務局長が出席しました。
総会では支部長が関西支部の2016年度の活動報告を中心に関西支部の活動状況について報告をしました。
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そしてその後に行われた研究会では、事務局長が1月に行われた日本演出者協会関西ブロックの「演劇大学in大阪」での講演「高校演劇にみる表現の力」を再度発表し、前半の1時間は高校演劇の歴史と現状についての報告と、部活動としての高校演劇の特性を中心に報告。後半の1時間は、高校における演劇教育の現状と実践例をもとに、1955年の全国高演協発足時の決議が今なお重要であり(芸術科のなかに演劇を取り入れること)、学校教育の中にどのように取り入れていくか、そしてそのことによって「生涯演劇」の考え方が生まれることを提起しました。
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1月は「初夢」だとしましたが、もう半年もたってしまったので、ただの「寝言」になってしまったかもしれません。でも、各地の「演劇の授業」の実践がきっと花開き、実を結ぶ日がくることを信じて、この「夢」を追いかけていきたいと思ったのも事実でした。