日本学校演劇教育会関西支部の日記

演劇と教育の発展とその深化を進めていきたいと考えている活動を記事にしています。

HighschoolPlayFestival2017がはじまりました

7月21日から、大阪の夏の高校演劇祭=Highschool Play Festival がはじまりました。
日本学校演劇教育会関西支部は昨年から協力団体として迎えていただいております。
実際には、事務局が各校の舞台を観劇し、講評活動を行います。
大阪市内の小劇場ウイングフィールド、シアトリカル應典院、一心寺シアター倶楽の3劇場(いずれも関西支部の演劇講座「関西小劇場30年の熱闘を読む」(九鬼葉子著)で取り上げられている、現代大阪小劇場演劇における拠点劇場です)で、21日から31日までの11日間に26校が参加します。チラシ画像をご覧いただければお分かりのように、どの高校も一日劇場を借りて、その高校の上演に合わせた仕込で上演します。したがって、毎日仕込がえ。スタッフは大変ですが、これをもう20数年、ボランティアで続けていただいております。
高校演劇の一般的な制約もこのHPFではなるべく外します。上演時間の制限はありません。年齢制限も外します。顧問も、卒業生も、中には中学生も、一緒になって上演します。「高校生の自由な舞台表現を!」が基本なのです。ですから作品も実にバラエティに富んでいます。
このHPFを生み、育てていただいた故古賀かつゆき先生の遺志を今に引き継いで、また今年も高校生たちの舞台が弾けます。このHPFから演劇の世界に踏み出したたくさんの卒業生が、今も活躍しています。きっとまた今年もそうした流れをさらに大きく、激しく、強く、前にすすめてくれることでしょう。楽しみです。
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