日本学校演劇教育会関西支部の日記

演劇と教育の発展とその深化を進めていきたいと考えている活動を記事にしています。

セロ弾きのゴーシュを上演しました

夢民の丘シニアコースのメンバーで、セロ弾きのゴーシュをペープサートで上演しました。場所は吹田市のぷくぷくワールドの夏祭り。
セロが下手だと楽長から厳しく怒られてばかりのゴーシュ。
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森のはずれの水車小屋がゴーシュの家。
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ところがその夜から、猫をはじめ次々と森の動物たちがゴーシュを訪ねてきます。ゴーシュは、練習の邪魔だと怒ったりするのですが、かっこうがきたときは、かっこうの鳴く声のほうが正しく聞こえてきてしまうのでした。これではだめだと思ったゴーシュはかっこうをどなりつけてしまい、驚いた格好は窓から外へ飛び出していきました。
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子狸、ねずみの母子、次第にゴーシュは訪ねてくる動物たちに優しく振る舞うようになります。
そして、音楽界の本番、楽隊の演奏が終わり、アンコールがかかりました。そのアンコールになんとゴーシュが出ることになります。全然自信のないゴーシュは、楽隊のみんなが面白半分にゴーシュを指名したと思い、猫に演奏して見せた「印度の虎狩り」を演奏します。
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その演奏は楽長はじめ楽団のみんなから素晴らしい演奏だったと称賛されます。
ひとり家に戻ったゴーシュは、かっこうが飛び立った窓の外を見つめ、「あのときはすまなかったなあ」と言います。
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45分ほどの公演でした。ペープサートとはいえ、動きは役者と同じ。シニアコースの最初の公演は、大きな経験になりました。